【ウィーンアパート探し】快適な部屋の落とし穴~招かれざる客たち

ウィーン留学

 

ところ変わればで、国が変われば日本で当たり前にあるものがなかったり、またその逆も然りです。

 

ウィーンで生活し始めて気がづく、ないもののひとつに “網戸” があります。

ウィーンのたいていの家には、網戸が備え付けられていません。

 

ここでは、網戸がないがゆえに私の部屋にやってきた、招かれざる客たちを紹介しつつ、

その対策方法についても紹介します!

 

この記事で伝えたいこと

・基本的にウィーンの住居に網戸はない

・公園や木々が多い地域に住む場合
      ⇨カーテン、虫除けネット、お香、虫除け線香などで対策の必要あ

 

ウィーンでの部屋探し方法、チェックポイントについてはこちらの記事にまとめています⇩
【音大生必見】ウィーンでの部屋探し方法とチェックポイント8つ

 

 

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【ウィーンアパート探し】基本的にウィーンの住居に網戸はない

網戸がないことに加えて、ウィーンの部屋には基本的にエアコンもありません。

スーパーなどのお店はエアコンがついていますし、近年は小さなカフェや飲食店でもエアコンをつけている店舗は増えています。

しかし住居となると、日本のアパート、マンションのようにエアコンが備え付いているということはほとんどありません。

 

そこで、夏は窓を開けて過ごすことになるのですが、夜電気をつけていると、虫が入ってきます。

 

公園や木々が多い地域であれば、これはけっこう気になってきます。

 

 

【ウィーンアパート探し】快適な部屋の落とし穴~招かれざる客たち

カメムシ

危険を感じると、悪臭を放つアイツです。

 

ウィーンでよく見かけるのは、茶色いヤツですね。

夜、部屋の電気目掛けてやってきます。

 

基本的に、背後から静かに近づいて、ティッシュで掴むスタイルで退治します。

長期戦になると、部屋中に悪臭が充満するので、短期決戦を心がけます。

 

ハト

ある夏の休日、猛烈に食べたくなって、家であんぱんを焼いていました。

粗熱を取るために、パンをキッチンに置いたまま、隣の部屋で作業していました。

 

バサバサッ!!

 

やけに大きな音がしたので、キッチン行ってみると…

 

室内の窓枠に停まったハトが、
虎視眈々と私のあんぱんを狙っていました😱😱😱

 

 

幸いすぐに気がついたので、ハトはそのまま外へ飛び立ち、事なきを得ました。
(部屋の中でバサバサと飛び回られたら、と思うとゾッとします…)

 

バラエティに富んだ大小様々な蛾たち

これが1番の常連客です。

夜、電気に集まるのですが、近づきすぎて、ライトで焦げ死んでることもあります😱

 

部屋中を飛び回って、ベッドや洗濯物に停まってたりすると、殺虫スプレーを撒くのもなんかイヤで、髪を固めるヘアスプレーで追いかけたこともあります😂

基本的に、背後から静かに近づいて、ティッシュで掴むスタイルで退治します。

 

あぶ、ハエ、コガネムシ、キリギリス

ハエなんかは昼に入ってくることが多いですが、なかなかデカイです。

ハエたたきも売ってますが、あぶやハエは捕まえるのが大変なので、窓の外へ追い出し作戦です。

コガネムシ、キリギリスなんかは、キャッチ・アンド・リリースですね。(釣り人風)

 

スズメバチ

こいつはなかなか厄介です。

ドイツ語で ”Wespe”といいますが、夏になるとよく出没します。

外で気分良くビールなんか飲んでいると、集ってきます。

 

友人のおじいちゃんは、外で飲んでいたビールにスズメバチが入ってしまったことに気づかず、飲んでしまったことがあるそうです😱(幸い大事には至らなかったようです)

 

私の部屋にも何度か侵入してきたことがありますが、窓や扉を全開にして、出て行くのを待つしかありませんでした。

静かにしていれば危害を加えることもなく、やがて出ていきます。

 

ある夏の昼下がり、また部屋にスズメバチがやってきました。

しばらくして静かになったので、お帰りになったものと思っていました。

 

ところがその夜、スリッパを履こうとして足を入れた瞬間、

足の薬指にブスッ!!!!!!

ぎゃあああああああああーーー

あまりの激痛に絶叫😭深夜1時に謎の悲鳴が響き渡る…

 

お帰りになったと思っていたのに、まさかスリッパの中にいたとは!!

だが次の瞬間、気がつきました。

 

スズメバチって1回刺しても死なないよな?

再びやられるまえに殺らねば!!!!

 

と、またもやヘアスプレーで攻撃!!!(自分、なぜ殺虫スプレー買わないのだ😱)

あっさりと撃退に成功!!

すぐにシャワーでガンガン足を冷やしつつ、

ああ、そういえば昔一度スズメバチに刺されたことあったけど、
アナフィラキシーとか大丈夫か…?

と一瞬心配になって焦りました。

 

幸い、虫刺されのかゆみ止めですぐに回復し、大事には至りませんでした。

以降、スリッパを履く前は中を確認するようになったのでした…😅

 

キツツキ

以前、公園や木々が多い場所に住んでいた時、かなりの常連さんでした。

 

キツツキは家の中に入ってくることはありませんでしたが、家の窓枠を木と思い込んでいたようで、毎日やってきてはずっと窓枠をつついていました😅

 

古い建物だったので、ポロポロポロポロ…と何かが少しずつ落ちるような音がして、窓枠に穴が開くんじゃないかとヒヤヒヤしました。

 

 

 

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対策

カーテンをつける

カーテン一式もウィーンの部屋には付いていないことが多いです。

その場合、カーテンレール、またはポールなども自分で取り付けなければならず、少し手間です。

 

私が以前住んでいた部屋は、向かいの建物が遠く、視線を遮る必要がなかったので、カーテンを取り付けていませんでした。

そのため、余計に虫や蛾などがたくさん入ってきてしまいました。

 

カーテンをつけることで、かなり改善されると思います。

 

ネットをつける

ホームセンターに行くと、虫除け用のネットが売っています。

 

取り付け方法は様々あるようですが、自分の家の窓の大きさに合わせて、ネットをカットして取り付けます。

 

このネットをつければ、虫の侵入は防げますが、日本の網戸のように開け閉めができません。

 

 

友人が工事を頼んで、日本の網戸のような開け閉め可能なものを取り付けていましたが、かなり高額になっていました。

多少のDIYは必要になると思いますが、マグネットで取り外しできるものなどはあるようです。

興味のある方は OBI などのホームセンターで探してみて下さい。

 

お香、虫除け線香を炊く

窓の周りにかけておくと、虫がかかるような罠を試したこともありましたが、あまり効果がありませんでした。


私はよく窓際でお香や虫除け線香を焚いています。

 

右の虫除け線香は、スーパーや Müller, dm でも売っています。
(見た目が日本の蚊取線香のようですが、これは虫全般効果があるようです。)

 

また、殺虫スプレーを窓周りに撒いておくのも良いかもしれません。

 

以上、快適な部屋の落とし穴~招かれざる客たち、そして対策方法をご紹介しました。

 

快適な部屋の落とし穴【ねずみ編】もあるので良かったらどうぞ⇩

 

 

 

あなたの留学生活の参考になりますように。

 

 

 

以下の記事に、具体的な部屋探しの方法やチェックポイントをまとめています⇩

 

 

 

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