東京より安いウィーン留学生の生活費、バイト事情を公開!送金方法は?

ウィーン留学

 

留学を計画するにあたって、生活費はどれくらい準備したら良いのでしょうか?
すごくお金がかかるんだろうなぁ、と思うかもしれません。


実はウィーン留学、日本で学生するよりお金かからないかもしれません。


全国大学生活共同組合連合会の調査(※1)によると、日本の学生の家賃平均は52,910円、日本政策金融公庫の調査(※2)によると
学費平均は年間157万円となっています。

 

ウィーンでの私の音楽院の学費は年間57万円だったので、約1/3です。

 

ここでは、オーストリア・ウィーンにミュージカル留学した私の1ヶ月の生活費の詳細を公開します!

また、私が利用していた送金方法やバイト事情も紹介します。

留学なんでお金かかりすぎてムリ!と思っていた方も、諦めるのは早いかもしれません😊

 

 

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ウィーン留学生の1ヶ月の生活費(学費含む)

内訳 ※1ユーロ約130円で計算しています)
家賃 45,000
食費 1,5000
生活消耗品 12,000
学費(ミュージカル) 57,000(年間57万円)
学費(ドイツ語) 22,000
光熱費 6,000
インターネット 3,500
携帯電話 1,500
交通費 4,000
交際費 3,000
合計 169,000円

 

家賃

ウィーン中心部の地下鉄の駅から徒歩2分という好立地で、1Kのアパートに一人暮らししていました。

ヨーロッパの物件にしたら小さなお部屋でしたが、日本の感覚からすると一人暮らしに十分な広さでした。

学生の場合、学生専用のアパート(1~複数人部屋)やWGと呼ばれる2~複数人でのルームシェアをしている人も多いです。これらの場合、光熱費やインターネット込みで、もっと安い家賃に抑えることができます。

私の部屋は音楽家の方が多く住んでいる一般のアパートだったので、音出し練習を気兼ねなくできました。
学生寮やルームシェアの部屋と比べるとやや高めの家賃でしたが、一般の1人暮らし用アパートとしては安い家賃でした。

 

ウィーンでの部屋探しについては、以下の記事にまとめています⇩
【音大生必見】ウィーンでの部屋探し方法とチェックポイント8つ

 

食費

外食はほとんどなく、自炊していました。

お惣菜やファーストフードは日本が圧倒的に安いですが、スーパーで買う食品についてはそれほどの大差はなかったです。

ただ、私は1日1食生活をしてたので、少し安くなっているかもしれないです。
(でも1食に大量に食べてました😅)

生活消耗品

食費以外の消耗品全般です。化粧品などが含まれているので少し高めになってしまいました。

学費(ミュージカル)

1セメスター(半年)分をまとめて支払うこともできますが、私は月額払いにしていました。
ミュージカル科は他の音楽科と比べて比較的学費が高かったと思います。

また、私の学校は私立音楽院だったので、公立音大になると学費はもっと安いです。

ウィーンでミュージカルが学べる学校についてはこちらに記事にまとめています⇩
ウィーンでミュージカルが学べる学校【ビザ情報】& ダンススタジオ11選

学費(語学学校)

この月は、週2回2時間ほどのドイツ語クラスに通っていました。
知っている先生のいる学校に入ったので、学費は中~やや高めでした。

学校によってはもう少し抑えることができたと思います。

光熱費

電気、ガス料金です。
水道料金は家賃に含まれています。
(たいていの場合、オーストリアでは水道料金は家賃に含まれています)

インターネット

UPC(現 Magenta)で固定回線の契約をしていました。

テレビはありませんでした。
(テレビを利用する場合、日本のNHKのように別途通信料がかかります)

ケータイ

Dreiというキャリアでスマートフォンの月額契約をしていました。
電話、SMS、外出先で多少の調べ物をする程度のインターネット利用に不便はありませんでした。

交通費

ウィーン市内の地下鉄、バス、トラムが乗り放題になる年間パス(Jahreskarte)を買っていました。
月額にするとだいたいこの金額です。

26歳以下の学生の場合には、セメスターチケット(Semesterticket)という学生専用のパスを買うことができます。
セメスターチケットは、年間パスの約半額ほどです。

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オーストリア留学生のアルバイト

オーストリアでは、学生ビザ(Student, Schüler)の場合、1週間に20時間までアルバイトすることができます。

※2018年より学士や修士の所属に関係なく、全ての学生ビザで同様に週20時間まで働けるようになりました

アルバイトするにあたっては、勤務先が決まったあと、オーストリアの労働局(AMS)に労働許可の申請が必要です。

バイト先の多くは和食レストランで、その他にベビーシッターやお掃除、家事手伝いなどをしている留学生が多いです。

 

私の場合ミュージカル科に通っていた時には、授業数が多かったこと、ドイツ語の学校にも通っていたことから、アルバイトができませんでした。

ミュージカル科を卒業後、ウィーン大学で舞台芸術学の勉強を始めてから、和食レストランで週10時間ほどアルバイトをして、月5万円ほどの収入を得ていました。

その後、オーストリア地方の夏の野外オペラ劇場でインターンとして働いた時は、週20時間で月10万円ほどの収入を得ていました。

学生ビザ申請の際、1年間生活できるだけの十分な預金残高があるか、をチェックされます。
そのため1年目の新規申請のときには、役所から求められる預金残高を用意する必要があります。
しかし、その後の学生ビザ更新時にはアルバイト収入がある場合、労働許可証と給与明細を提出することで、証明しなければいけない預金残高が減額されます😊

ビザ申請に必要な具体的な預金額などの詳細は、以下の記事にまとめています⇩
【学生ビザ新規】オーストリア・ウィーン滞在許可の申請方法(体験談)
【学生ビザ更新】オーストリア・ウィーン滞在許可の延長方法(体験談)

 

日本からオーストリアへの送金方法は?

現在のオススメはWise(旧トランスファーワイズ)

手数料が安く、オンラインで簡単にできます。
私が最初にトランスファーワイズを知ったときは、何となく大丈夫なのかな?と心配で、探り探りでしたが、現在は留学生やビジネスでも多く利用されているようです。

私も何度か利用していますが、問題なく送金できています。

日本からの送金の限度額は100万円ですが、心配な場合は金額を少なくして、何度かにわけて送金してもいいと思います。

Wise

銀行

私が初めて日本からオーストリアへ送金した時は、銀行を利用しました。
着金まで1週間以上かかったうえ、手数料も6,000円くらいかかったと思います。

これは最初の1回だけで辞めました😅

ゆうちょ銀行

その後はゆうちょ銀行からの送金を何度か利用していました。
手数料が銀行に比べると半額以下でしたが、現在は値上がりしているようです。

デビットカードを利用する

これは送金ではありませんが、日本の口座のお金をそのまま現地のATMでおろすことができます。

1日の上限額が決まっているので、まとまったお金を動かすにはやはり送金したほうが良いですが、1日5万円くらいはおろせるので、私は緊急用に使えるようにしています。

口座に入っているお金しかおろせないので、使いすぎる心配がありません。

銀行によって引き出しの手数料が異なり、手数料無料の銀行もあるようなので調べてみるといいかもしれません。

クレジットカードのキャッシングを利用する

こちらも送金ではありませんが、デビットカード同様に現地で現金が引き出せます。
こちらはキャッシングなので、使いすぎに注意です。
カード会社によって、手数料が無料のところもあるようです。

 

以上、留学中の私の1ヶ月の生活費とアルバイト事情、送金方法についてご紹介しました。


あなたの留学計画の助けになりますように。

 

引用リンク
※1全国大学生活共同組合連合会
※2日本政策金融公庫

 

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