ミュージカル留学生のある1日のスケジュール【体験談】

ウィーン留学

 

留学生ってどんな生活してるんだろう?

実際に留学したら、どういう生活リズムなんだろう?

 

留学したいな、と思うとそんな疑問が湧いてくることがあるかもしれません。

 

ここではウィーンにミュージカル留学した私の体験談、”ミュージカル留学生のある1日” を紹介します!

 

 

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ミュージカル留学生のある1日のスケジュール

8:30 起床

・朝ごはん
・化粧、着替え
朝ごはん

カフェラテとヨーグルト。もう毎日これだけです。

ネスプレッソのカプセルで入れるカフェラテ(1杯50セントくらい)かインスタントコーヒー(あの安っぽい味が意外と好き)です。ヨーグルトはフルーツがそのまま入ってる FruFru が美味しいです。

 

化粧、着替え

ジャズダンスの先生から、オーディションを意識していつもレッスンではバッチリ化粧をしてくるようにと言われていました。しばらくは自分に似合う色の口紅が見つからなくて、変なことになってたけど…😱

おかげで色々試せました😆

 

9:00 出発

・家から徒歩1分の駅からトラムで30分 ⇨ 地下鉄に乗り換えて3分 ⇨ 駅から徒歩5分

 

 

地下鉄で行った方が早いのですが、私はトラムでの朝の30分を活用していました。

 


その日のレッスンで踊る振付を頭の中で復習、ibook を使って読書、ドイツ語のニュースを読む、などしていました。

ただボーッとしたい時もありますが、朝は寝そうになるのであまりしません😅
車内で居眠りしたら危ないです

 

9:40 学校到着 / 授業準備

・着替え
・ストレッチ

 

バレエ用のレッスン着に着替えて、スタジオでストレッチします。

 

朝イチ(というほど早くないのですが😅)のレッスン前は、みんな静かです。
黙々とストレッチしてます。

 

10:00~11:30 バレエ

 ・約40分バーレッスン
 ・トイレ・水休憩
 ・約45分センターレッスン


バーレッスンの内容はその日によって変わるので、毎回その場で覚えて行います。
センターレッスンは何回かのレッスンを通してひとつのコンビネーションをやることがあります。

 

基本的にミュージカルの踊りのためのバレエなので、バレエのバリエーションを踊ることはほとんどありません。

 

11:30 授業準備

・着替え(場合によっては衣装)
・発声


こは時間がないのでダッシュです!

次のミュージカル演習の準備です。お芝居のために必要であれば衣装に着替え、歌うので軽く発声しておきます。

 

11:45~12:30 ミュージカル実習

・準備した ミュージカルナンバーを舞台上で披露
・ステージングや演技の指導を受ける
・他の学生のパフォーマンス、指導を見学、気づいた点などをディスカッション

 

衣装、小道具付きで先生、他の生徒の前でナンバーを披露し、先生から新しい演出をつけてもらったり、指導を受けます。

 

自分の番以外は、他の学生のパフォーマンスを見て、気がついたことの意見交換をします。

アンサンブルナンバーをやる時には、一緒に歌うメンバーを自分で探し、練習してからこのクラスに一緒に出席して指導を受けます。

 

12:30 お昼休憩

・近くのスーパーでカフェラテを買う


スーパーの安いカフェラテか、パン屋さんの少し高いカフェラテか、時間のない時は学内の自販機のカフェラテ…

とにかくカフェラテがあればそれでOK!が私のお昼です…😅

 

 

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13:15~14:45 ジャズダンス

・約30分ウォーミングアップ、基礎練習
・約15分ストレッチ、筋トレ
・トイレ、水休憩
・約20分クロスフロア
・約20分振付

 

ウォーミングアップと基礎練習はいつも決まったエクササイズを行います。

これまでにやったことのなかった踊りの難しいテクニックが入ったコンビネーションをたくさん練習したクラスでした。

 

めちゃくちゃ話好きで個性派なイタリア人の先生で、カルチャーショックがすごかったです…
カルチャーというか彼がすごかったのかも…
昔、日本に行ったことがあると話はじめて、
「日本はすごくキレイだから、トイレでもご飯が食べれる!」
と感動していたのが忘れられません😂

確かにイタリアのトイレは汚いかどうかの前に、便座がなくて座れない…ww
(便座も盗まれるらしい)

 

14:45~15:30 バレエ

・バレエの基礎クラスで追加トレーニング

 

  

私の必修のバレエクラスではありませんが、バレエ基礎の強化のために先生にお願いして受けさせてもらっていました。

 

 

15:30 休憩 / 空き時間

・ストレッチ
・レッスンの復習
・歌のレパートリー探し
・楽譜の制本
・ドイツ語の宿題
・アンサンブルの合わせ


空き時間には、やることが意外とたくさんあります。

今終わったレッスンで、注意された点を忘れないうちにノートに書き留めておきます。

ドイツ語の宿題なんかは、わからない時にすぐ教えてもらえるので、家でやるより学校でやった方が良かったりします。

ミュージカル演習でアンサンブル曲をやる場合は、空き時間にほかのメンバーと時間を合わせて練習します。

 

17:00 別の校舎へ移動

・バスで約10分

 

17:30~18:15 ヴォーカルレッスン

・10分くらい発声練習
・ナンバーの練習

 

私の先生は歌うことに加えて、演出や演技の指導も一緒にしてくれました。

常に発声とお芝居を切り離さずに、一緒に指導してもらえたことが私にとって特に価値あることでした。


ヴォーカルのレッスンは常に録音して、帰ってから聴き返します。

自分の声を客観的に聴くこともですが、レッスン中に先生が使ったドイツ語でよくわからなかった単語など調べたりします。
レッスン中に100%理解できなかったことも、あとから補えます。

 

 

18:30 買い物

・帰り途中にスーパーで食材の買い出し

 

節約のためにほとんど外食や出来合いのものを買うことはなく、家に帰って夕食を作ります。帰りはトラムではなく、地下鉄でさっさと帰ります。

19:30 帰宅 / 夕飯

・食事の準備
・ダラダラしながら夕飯
・お風呂
・翌日のレッスンの準備

 

ここからは緊張やストレスから解放された1日の至福の時間です。


夕飯はたいてい大量に具の入った山盛りもパスタで、食べながらダラダラ過ごします。

あくまで私の場合ですが、しっかりご飯を食べると、体が重たくなって、なんとなく頭が冴えないと感じるようになり、留学生活スタート以来、私の食事は1日1食、夕食のみになりました。

 

23:00 就寝

遅くても24時前には寝るようにしていました。

 


夜更かしすると、翌日の連続するダンスレッスンで力が出しきれなくなる、集中力が落ちてドイツ語を聞き流してしまう、ということが起きるようになったからです。
(今は絶賛夜更かし生活してるのですが😅)

 

 

こんな感じで月~金までの週5日間を過ごしていました。

この日はありませんでしたが、週2日ほど、ドイツ語クラスにも通っていて、ミュージカル科卒業までの2年間はアルバイトをする時間はありませんでした。

週末や授業が早く終わった日には舞台を観に行き、ミュージカルにどっぷりと浸かった充実した2年間を過ごせたと思います。

 

しかし毎日山盛りパスタは不健康でした。
気づいたら毎日パスタ生活って、けっこう留学生あるあるかもしれません…

食べ物は他にも色々売っているので、安心して下さい😂

 

ウィーンのミュージカル学校、ミュージカル科の詳しい授業内容は以下の記事にまとめています⇩
ウィーンでミュージカルが学べる学校【ビザ情報】& ダンススタジオ11選
ミュージカル科の授業ってどんなことするの?オーストリア・ウィーン留学

 

なたの留学計画の役に立ちますように。

 

 

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