ウィーン滞在中、週末や休暇を利用して近場にプチ旅行したいあなた、
ウィーン観光中に他の都市へも足をのばしてみたい欲張りなあなたに、
1泊2日で満喫できるウィーンからの旅行先を提案します。
定番の観光スポットについてはガイドブックにお任せして、ここでは私の独断と偏見に満ちたオススメポイントをご紹介します😆
ウィーン・ミュージカル留学については、以下にまとめています⇩
ミュージカル留学の穴場 オーストリア・ウィーン!【体験談】
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【ウィーンから小旅行】ブダペスト
オーストリアの隣国、ハンガリーの首都ブダペストは、世界一夜景の美しい都市ともいわれています。
ウィーンからのアクセス
電車
オーストリア連邦鉄道(ÖBB)でウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)からブダペスト東駅(Budapest-Keleti)まで約2時間40分です。乗り換えなしで行ける電車が1日5本くらいあります。
料金は日にちや時間帯によって変わりますが、往復で40~60ユーロほどです。
(プラス3ユーロで座席予約が可能)
ブダペスト東駅(Budapest-Keleti)は地下鉄のM2、M4直結なので、ブダペスト到着後の移動も便利です。
チケット予約は以下のÖBB公式サイト、ÖBBの駅窓口で購入できます。
バス
フリックスバス(Flixbus)で、ウィーン(Busbahnhof Südtiroler Platz)からブダペスト(Budapest Népliget)まで2時間半~3時間です。
料金は日にちや時間帯によって変わりますが、往復で20~30ユーロほどです。
オンラインで予約可能で、乗車の際にスマホなどの画面を見せるだけでOKです。
こちらのサイトから予約できます⇩
(現在はコロナウィルス感染拡大の影響で運行されていません)
早朝の便は10ユーロ以下の場合もあるので、お金をかけずに行きたい方にはバスがオススメです。
ブダペストのバスステーション(Budapest Népliget)は地下鉄のM3直結なので、市街地へのアクセスも良いです。
オススメのポイント
温泉
私のブダペストのイチオシスポットはズバリ、温泉です♨️
温泉大国であるハンガリーには1200もの源泉があり、そのうちの350箇所が温泉療法やスパ施設として利用されています。
ハンガリーの温泉の歴史は、2000年以上にも及ぶそうです。
以下、ブダペストのオススメ温泉施設をご紹介します。
ルダッシュ温泉
オーストリアも含めヨーロッパ各地に温泉は湧いていますが、多くの施設は温水プールです。
水着を着て遊ぶプールの延長で、日本のようなアツアツの温泉に入れる場所はなかなかありません。
日本人にとっての温泉や銭湯は、ヨーロッパ人にとってはサウナであるようです。
そんな中、40℃前後のアツアツの温泉を満喫できるのがこのルダッシュ温泉です。
ドナウ川のほとり、ブダ地区のエリザベス橋のすぐ横に位置しています。
ルダッシュ温泉は、テルマールゾーンとウェルネスゾーンの2つのゾーンがあり、どちらにも40℃前後のアツアツ温泉があります。(どちらのゾーンも水着着用です)
テルマールゾーンでは創業された16世紀当時のトルコ様式風呂を楽しむことができます。
ウェルネスゾーン屋上の露天風呂からは、ブダペストの絶景を一望できます。
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すべてのゾーンを利用できる1日券は、4900フォリント(約1800円)です。
ルダッシュ温泉のようなアツアツ温泉ではありませんが、ブダペストには人気の温泉施設がいくつもあります。
お気に入りの温泉を見つけてみて下さい😊
その他の人気温泉施設
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サラミ
ハンガリーには、グーラッシュ、フォアグラ料理、ランゴシュ、パプリカの肉詰めなど、カラフルで可愛らしく、めちゃくちゃ美味しい料理がたくさんあります。お土産にはトカイワインや、パプリカパウダーも人気です。
ハンガリー料理⇩
それに加えてハンガリーはサラミも有名で、めちゃくちゃ美味しいです!
私はいつもブダペストに着いたら、とりあえずスーパーでサラミを買って食べます😆
スライスされたものもたくさん売っていて、チーズ、パプリカ粉、チリ入りなどもあります。
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ハンガリーは比較的物価も安いので、学生の小旅行にもぴったりです。
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【ウィーンから小旅行】グラーツ
グラーツはオーストリアのシュタイアーマルク州の州都で、ウィーンに次いで2番目の都市です。
ウィーンからのアクセス
電車
オーストリア連邦鉄道(ÖBB)でウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)からグラーツ中央駅(Graz Hauptbahnhof)まで約2時間35分です。
乗り換えなしで行ける電車が1時間に1本あるようです。
料金は日にちや時間帯によって変わりますが、往復で60ユーロほどです。
グラーツ中央駅から市内へは徒歩だと20分ほどの距離があるので、トラムに乗ってもよいかもです。
チケット予約は以下のÖBB公式サイト、ÖBBの駅窓口で購入できます。
バス
フリックスバス(Flixbus)で、ウィーン(Westbahnhof)からグラーツ(Girardigasse)まで約2時間30分です。
チケット料金は日にちや時間帯にもよりますが、往復で20ユーロくらいです。
グラーツのバス停はグラーツ市内(Girardigasse)です。
すぐに観光を始められるので、バスの方が便利かもしれません。
こちらのサイトから予約できます⇩
(現在コロナウィルス感染拡大の影響で運行されていません)
オススメのポイント
グラーツはセピア色のきれいな街並み、かわいい小さなお店、カフェ、バー、緑の美しい公園などを散策して、ゆったりと過ごすのにぴったりな街です。
路地を入っていくと、次々と小さくておしゃれなカフェやレストラン、バーが立ち並び、観光客だけでなく、地元のお客さんで賑わっています。
時計塔のあるシュロスベルク
グラーツの街並みを一望できる時計塔のある丘です。
260段の階段を登るか、エレベーター、ケーブルカーで登ることもできます。
時計塔から眺めるグラーツの赤レンガ屋根の街並みは、ウィーンとはまた雰囲気がが変わってとても美しいです。
パンプキンシードオイル(Kürbiskernöl)
かぼちゃの種から作られたこの油は、シュタイアーマルク州の名産品です。
かつては革製品の潤滑油として使われていたそうですが、現在では最も高級な油のひとつです。
独特の風味があってサラダやスープ、パンなどにかけると一味変わって美味しいです。
シュタイアーマルク出身の友人は家に常備していつも色んな料理にかけています。
シュタイアーマルク産のパンプキンシードオイルは高級品なのでお土産にしてもいいかもしれません。
パンプキンシードオイルアイス
シュタイアーマルクの名産パンプキンシードオイルを入れて作ったアイスです。
バニラアイスに直接、パンプキンシードオイルをかけて食べることもあるようです。
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見た目は抹茶アイスのようで美味しそうです。
日本のご当地ソフトクリームである、さつまいもソフトみたいな感じなのでしょう。
バニラアイスでもいいかなぁとは思ってしまいましたが、意外にいけます。
シュタイアーマルクに行った際には、ぜひ試してみて下さい。
ヴェルシャーシュトーブン(Restaurant Welscher Stubn in Graz)
Restaurant Welscher Stubn in Graz
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シュタイアーマルク出身の友人が連れて行ってくれたオススメのレストランです。
グラーツ市庁舎のすぐ裏側にあり、シュタイアーマルクの伝統料理が楽しめます。
【ウィーンから小旅行】ザルツブルク
ザルツブルクはドイツと国境を接するオーストリアの都市です。
モーツァルトの生地で、夏には世界最大級の音楽祭であるザルツブルク音楽祭が開かれます。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地としても知られています。
ウィーンからのアクセス
ザルツブルクへのアクセスは電車が便利です。
オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の電車も運行していますが、ウエストバーン(Westbahn)という私鉄を利用するのがオススメです。
所要時間2時間30分で、チケット料金は34ユーロです。(座席予約はプラス5ユーロ)
このウエストバーンのチケットは以下の公式サイトから購入できます。
チケットは車内でも購入できますが、少し高くなります。
また、学生証、ウィーンシティカード、ドイツ鉄道かオーストリア連邦鉄道の割引カードを持っていると割引があります。
オススメのポイント
モーツァルトの生家、ホーエンザルツブルク城塞、ミラベル宮殿と庭園など、ザルツブルクには定番の観光スポットがいくつもあります。
私のオススメは、季節が春~秋であればザルツァハ川沿いのサイクリングです。
モーツァルトの生家近くのザルツァッハ川沿いに、レンタル自転車があります。
電動なしの自転車で、2時間10ユーロ、4時間14ユーロです。
ウィーンのシティバイクに比べると高いですが、ややオフロードぎみでも走れそうな自転車です。
ザルツァハ川沿いはサイクリングロードが続いて、雄大な川の流れを眺めつつ緑の中を走るのとがとても気持ちいいです😊
川の流れに逆らって自転車で20分くらい行くと、ヘルブルン宮殿があります。
ザルツブルクのいたるところが映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地になっていますが、ヘルブルン宮殿の庭園もまたそのひとつです。「もうすぐ17歳」を歌うシーンなどに使われました。
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ここにはヘルブルン動物園も隣接しています。
ザルツブルクは街中の観光スポットだけでなく、美しい大自然も満喫できるオススメの街です。
宿泊先の予約
以下のサイトからちょうど良い宿泊先を見つけられると思います。
口コミの数がある程度あって評価の高いところを選べば、外れることはそうそうないと思います。
airbnb
民泊の場合には鍵の受け渡しについてなど、家主と直接やり取りをすることがあります。
民泊は安価で広い部屋に泊まれることが多いですが、やりとりが面倒な場合はホテルなどを取ってしまった方が楽かもしれません。
Booking.com
Hotels.com
エクスペディア
以上、ウィーンから小旅行1泊2日編をご紹介しました。
日帰り編、2泊3日編などもまた書いてみようと思います。
あなたの素敵な思い出がまたひとつ増えますように。
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複数人で行く場合には座席予約をした方が、ストレスなく快適に移動時間も楽しめると思います。
特に、復路の座席予約はしておくことをオススメします。
復路はだいたい夕方~夜になることが多いかと思いますが、お客さんが多い時間帯です。最初に座れないと3時間近く立ちっぱなしということもあるので、ここはケチらない方がいいかなぁと思います。