留学中、生活費や授業料を補うためにアルバイトをしたいけど、
どこでバイトできるの?
どんな準備が必要?
労働許可証って誰がどこでどうやって申請するの?
色々疑問が湧いてきますよね。
ここでは、アルバイト開始までの流れ、労働許可証の申請方法について、私の体験談を交えつつ紹介します。
ウィーン・ミュージカル留学に関しては以下の記事にまとめています⇩
ミュージカル留学の穴場 オーストリア・ウィーン!【体験談】
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オーストリア留学中のアルバイト探し
労働許可を申請し、会社でまとまった時間アルバイトするとなると、
・留学している専門分野を生かして演奏、インターンで働く
・日本人であることを生かして、日本食レストランや食材店、旅行代理店などで働く
この辺りが最初の選択肢になってくると思います。
専門分野でのバイトに関しては、学校で先生や先輩から情報をもらうのが良いです。
公募されず、内々で決まっていることも多かったりします。
この辺り、良くも悪くもオーストリアは人のツテが結構大事だったりします。
『ウィーンの森の散歩道』掲示板
主にウィーンに住む日本人の方々が情報交換できる掲示板です。
企業の方が求人を投稿されていることもあります。
企業だけでなく、個人で家事手伝いやベビーシッターの求人などを出している方もいます。
(この場合労働許可証は必要ありません)
アルバイトを探す際には、こまめにチェックすると良いかもしれません。
労働許可証(Beschäftigungsbewilligung)とは
外国人がオーストリア国内の企業で働く際に必要な許可証です。
労働局(AMS)から発行されます。
労働許可証は、就労が認められたビザの所有者(学生ビザ含)が申請できます。
また、ワーホリビザや配偶者ビザなど、オーストリア国内での自由な労働が認められているビザの所有者は、労働許可証の申請は必要ありません。
つまり!学生ビザで滞在中の留学生が、レストランなどでアルバイトをしたい場合には、必ず労働許可証が必要、ということです。
バイト先が決まったら、働き始める前に、まずこの労働許可証を労働局に申請します。
学生ビザの所有者は、”Student” “Schüler” 共に、基本的に1週間に20時間まで働くことができます。
また、労働許可証は3社まで申請可能で、1週間20時間を分割して、掛け持ちで働くことも可能です。
例えば…
A社で週10時間、B社で週5時間、C社で週3時間 ⇨ 合計週18時間
というように時間を分けて掛け持ちすることも出来ます。
期限
最長期間は1年間で、延長が可能です。
申請方法
申請方法、必要書類などは、こちらのページで確認できます。
労働許可証の申請の義務は、雇い主と労働者の両方にあります。
勤務先と相談して、会社の方で申請してもらえる、ということであればお願いすればOKです。
しかし、何かの手違いで申請がきちんとできていなかった場合、働く本人も責任を問われることになります。
会社がやってくれているだろうと丸投げせずに、自分にも義務がある、ということを覚えておいた方が良いです。
以下、働く本人が自分で申請する場合の手順です。
提出書類
申請用紙
申請用紙はこちらからダウンロードできます。
申請用紙には、自分の個人情報の他、会社の情報や給与、雇用主のサインなど会社側に記入してもらう項目があります。
不明な点は、会社に確認して記入しましょう。
パスポート
メールで添付する場合には、顔写真のページのみでOKです。
ビザ
メールで添付する場合には、両面をスキャンしたほうが良いです。
ビザ申請中であれば、申請中の証明書(Einreichbestätigung)を提出すればOKです。
(過去6ヶ月以内のもの)
在学証明書(Inskriptionsbestätigung)
最新のものを用意してください。
住所登録票(Meldezettel)
もうお馴染みですね。
提出先
提出先は、3区にある AMS Wien Landesgeschäftsstelle になります。
手数料
労働許可証の申請手数料は、企業側の負担になります。
働く本人が申請する際に、請求されることはありません。
受け取り
雇用主と働く本人宛にそれぞれ郵送で届きます。
申請する会社やタイミングによって、労働許可が届くまでの時間は変わってくるようです。
1週間以内に下りる場合もあれば、2ヶ月ほどかかることもありました。
余裕を持って申請をすることをお勧めします。
無事に労働許可証が届いたら、会社側が勤務開始の登録をして、晴れて正規に働ける準備が整います。
この手順に手違いや登録忘れなどがあると、意図せず不法労働となり、会社側は罰金、働く本人のビザにも影響が出る可能性があります。
会社側ときちんと確認しながら進めていくと良いと思います。
また、延長が必要な場合には、失効前に忘れず行いましょう。
(特に労働局からは通知がないので、会社、または本人がきちんと把握しておく必要があります。)
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ウィーン市内の和食レストラン
以下、ウィーン市内の和食レストラン、食材店、和カフェなどです。
日本人オーナーであったり、留学生や日本人従業員を雇っていることが多いお店をまとめました。
求人していないか、直接問い合わせてみても良いかもしれません。
旅行代理店JTB(TUMLARE CORPORATION AUSTRIA GmbH)
以上、アルバイト探し、労働許可証の申請方法について紹介しました。
外国でアルバイト、不安だし緊張しちゃいますよね。
私が出会った留学生の中には、オーストリアでのバイトが人生初バイト!という方もいました。
ドイツ語だって最初は心配ですが、その都度学んで、失敗してまた学んでいけば良いのです。
私自身、やらかして、ああそうだったかーー!!何てことは、何年住んでいても起こります😂
ひとつひとつクリアして行きましょう😊
あなたの留学生活の助けになりますように。
東京より安いウィーン留学生の生活費、バイト事情を公開!送金方法は?⇩
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